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本学学生が国連ユースボランティアとして活動中
国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」により開発途上国に設置された事務所や現地政府機関で行うインターンシッププログラムです。
?今年度は、本学から4名の学生がこのプログラムに参加しており、現在、派遣先の各国で活動中です。それぞれの活動内容を紹介します。
齋藤 智美さん
派遣先は東カリブに位置するバルバドス。日本からの協力金で国連開発計画(UNDP: United Nations Development Programme)が実施する日本?カリブ気候変動パートナーシップの広報担当として活動しています。カリブ海地域の8カ国において低炭素で気候変動のリスクに強い開発を支援する本事業の日本での認知度向上のため、プレスリリース翻訳やSNS管理のほか、啓蒙活動の企画?運営に携わっています。カリブ海はもともと環境変化の影響を受けやすい島国が集まっている地域です。近年、巨大化?頻発化するハリケーン被害によって失われつつある美しい自然風景の中で、気候変動について考えています。
加藤 茉子さん
教育開発の最前線を学びたいとの思いから、2017年9月からベトナムのUNESCO (United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization)事務所にて教育プログラムアシスタントとして活動しています。UNESCOが主導しているSDG4『質の高い教育をみんなに』※の枠組みのもと、ベトナム国内における教育政策やプログラム、教育研究のレビューや補佐をするのが主な仕事です。加えて、UNVの一員として、質の高いボランティアリズムの普及活動もしています。先日はベトナム中部のダナンにて、青年同盟のメンバーに対して災害リスク軽減、気候変動への適応、プロジェクトマネジメントの研修を行いました。これらの活動や出会いを通じて、改めてベトナムの未来に可能性を感じています。文化?歴史、ベトナム教育の専門知識、語学など数多くある日々の「学び」を大切にし、残りの時間も精一杯努力していきます。
杉本 麗百さん
カンボジアのCommunity Action Challenge 2017 (CAC) のプロジェクトリーダーを務めています。CACは、カンボジアの若者がコミュニティー内の問題解決のために考案したプロジェクトの実現を、資金援助やキャパシティ?ビルディングを通してサポートするもので、ここでプロジェクトの審査、ワークショップの企画?運営、全プロジェクトのモニタリング、現地の人への取材、記事やプロモーションビデオの作成など多岐に渡る業務を行っています。現地の同年代の人たちの、「社会をより良くしたい」という熱い想いを全力でサポートしています。
小古間?隆さん
私が派遣されているスリランカはインド洋の真珠と呼ばれ、広大な自然に恵まれた美しい島です。しかしながら、2009年まで30年間続いた内戦の歴史を持つ国でもあります。戦争が終わったとはいえ、いまだにコミュニティーが断絶されている状況は、私たちが考える「平和」ではありません。 そんな中、私が派遣されると同時に新しく設立されたPBF (Peace-Building Fund) Teamは、4人のメンバーで構成され、各自が平和の構築と維持における若者の重要性を強調した国連安全保障理事会決議2250を胸に、ボランティアを通して人々の軋轢をなくし、全てのコミュニティーが共存して暮らせる社会を作ることを目標に活動しています。私はそのプロジェクトのV-Awardsという、国連が主催し、政府機関や民間企業のほか多くの非営利団体を巻き込んだ、ボランティア活動を表彰する国家イベントの企画?運営をしています。この活動を通じて、平和というメッセージをスリランカ国民に届けていきたいと思っています!
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