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国連ユースボランティア体験記(2017年度)シリーズ④ ~小古間 隆さん編~
国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」が実施するボランティア派遣プログラムで、30歳未満の若者を開発途上国のUNV事務所や現地政府機関に派遣するものです。国内からは本学を含む提携9大学から学生が参加しています。
2017年度、このプログラムに参加した本学学生4名の体験記をシリーズで掲載します。
小古間 隆さん
参加したきっかけは何ですか
「世界」とは無縁の北海道の小さな田舎で育ち、世界で働くことに憧れを持っていた私は、国連という組織で働いてみたいと思い、このプログラムへの参加を希望しました。どんな活動をしましたか
私が派遣されたスリランカは「インド洋の真珠」と呼ばれる傍ら、2009年まで続いた民族間の内戦の歴史を持ち、未だに多くの若者が社会の主流から取り残されています。その中で私は、若者が社会的に団結し、スリランカの社会発展を通して、国全体の平和構築を目指す Peace-Building Fund(PBF)チームに配属されました。主な業務は、国内のボランティア活動を表彰し、平和構築とボランティアのつながりを周知するV-Awardsのイベントのサポートと、私自身がデザインしたプロジェクトの実施することでした。また、スリランカの大学とAIUを繋ぎ、「若者による平和構築」と表したオンラインディスカッションイベントを開催しました。活動を終えての感想を教えてください
このプログラムに参加し学んだことは主に「国際的な働く感覚」と「自分の将来への可能性」です。大学で学ぶ国際性と、働く中で得たものは全く違いました。言語的な壁や経験の少なさから、自分の無力さに悩まされながらも、その逆境的な環境にどう適応し、自分の良さを活かしていくことができるかを理解することができ、これから世界で働いていく上での自信になりました。もちろん、世界で働いていく上での実力は足りないため、残りの大学生活では遮二無二勉強し、この経験をもとに世界で活躍できる人材に近づけるように努力していきます。
UNYVに参加したほかの学生の体験記も、ぜひご覧ください。