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国連ユースボランティア体験記(2017年度)シリーズ② ~加藤 茉子さん編~

国連ユースボランティアプログラム(UNYV: United Nations Youth Volunteers)は、国際機関である「国連ボランティア計画(UNV: United Nations Volunteers)」が実施するボランティア派遣プログラムで、30歳未満の若者を開発途上国のUNV事務所や現地政府機関に派遣するものです。国内からは本学を含む提携9大学から学生が参加しています。
2017年度、このプログラムに参加した本学学生4名の体験記をシリーズで掲載します。

加藤 茉子さん

派遣先:UNESCO / ベトナム

参加したきっかけは何ですか
教育開発の最前線を学びたいとの思いで、2017年9月から5ヶ月間、ベトナムのUNESCO (United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization)事務所にて教育プログラムアシスタントとして活動してきました。

加藤さんと上司の写真どんな活動をしましたか
UNESCOが主導しているSDG4『質の高い教育をみんなに』の枠組みのもと、ベトナム国内における教育政策やプログラム、教育研究の補佐やレビューをするのが主な仕事でした。限られた時間の中、主に3つのテーマについて活動を行いました。まず、ベトナムでの教育の質を向上させるために、ベトナム政府とUNESCOが分析?作成した、教育の現状についての報告書「Education Sector Analysis」の草稿について、専門性と読みやすさとの両立を心掛けながら丁寧に校正しました。2つ目に、ベトナムでのUNESCOの活動への理解推進のため、UNESCOの教育分野の活動内容をSNSやウェブを通じ、タイムリーに情報発信しました。最後に、UNVの一員として、大学生や青年同盟メンバーに対して、プロジェクトマネジメントやジェンダーについての研修を行い、質の高いボランティアリズムの普及にも努めました。
※SDG4:2015年の国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための国際目標「SDGs: Sustainable Development Goals」(17ゴール?169ターゲットで構成)の4つ目のゴール。「すべての人々に包括的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ことを目標とする。

活動を終えての感想を教えてくださいUNV事務所前での加藤さんの写真
これらの活動や出会いを通じて、改めてベトナムの未来に可能性を感じたほか、国際協力や教育開発といった分野に対して、関心が高まり使命感を持つようになりました。将来は、国際教育の専門家となれるよう、文化?歴史、教育開発の専門知識、語学など日々の「学び」を大切にし、残りの学生生活を過ごしていきたいと思います。?
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デスクで仕事中の加藤さんの写真   加藤さんと友人たちの写真 

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