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バラエティ豊かでユニークなテーマ別ハウスの7月の活動レポート

本学では、授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、学びのテーマを設定したAIU独自の学生アパート群「テーマ別ハウス」を導入しています。

7月に各テーマ別ハウスで行われた、バラエティに富んだユニークなイベントや活動をご紹介します。

7月7日(土)、Nihongo Houseが「こらぼ?らぼ」と一緒に秋田市萱ケ沢地区のお母さんたちを講師として招き、秋田の伝統的な郷土料理とその作り方を学びました。「こらぼ?らぼ」は本学の学生で構成されているNGOで、萱ヶ沢地区の住民と若者をつなげることで地域の活性化と発展を目指している団体です。

郷土料理を教わりながら調理している学生たちの写真香川 望恵さんのレポート

We invited 5 local aunties to learn how to cook Akita?food. For international students, it was a good opportunity to learn about Akita’s food culture while socializing with the people actually living in the culture, and for Japanese students, it was a precious time to taste meals unique to Akita. The cuisine comprised 稲庭うどん, 筑前煮, ほうれん草のごま和え, じゅんさい and わらび餅.

7月18日(水)、Japanese Nature & Culture Houseは本学のショーン?オライリー(Sean O’REILLY)助教による日本のアニメとその文化的背景についてのプレゼンテーションとともに映画「もののけ姫」を鑑賞しました。

ショーン助教のプレゼンテーションの写真アンナ?マチルダ?フーバリ(Anna Matilda Sjoeberg)さんのレポート

We learned about Shirakami Sanchi and it’s connection to the creation of the Studio Ghibli’s movie Mononoke-hime (Princess Mononoke). Asst.professor Sean O’REILLY started the movie evening with holding a presentation about the movie and the cultural aspects in it. He also explained how the movie was related to the?UNESCO World Heritage site Shirakami-Sanchi. After that, we watched the movie and ate snacks. 26 people joined the activity.

7月21日(土)には、WSR公認三ノ輪ジム所属のプロキックボクサーの渡邊一由氏を講師に迎え、Fitness House主催の全学生向けボクササイズ講習会を開催しました。

ボクササイズを教わる学生たちの写真大谷ベイリー 咲彩さんのレポート

ボクササイズとは、ボクシングとエクササイズを合わせた言葉です。プロキックボクサーの渡邊一由さんを講師として迎え、ボクササイズの基本となるパンチやキックなどの動作を本格的に教わりました。普段習うことが出来ないような内容を、きちんとした用具を用い体験することができ、大変暑い日にもかかわらず、参加者全員が安全かつ楽しく汗を流すことができました。Fitness House以外の留学生の参加者も多く、日本人学生との交流の場にもなりました。とても好評でしたので、ぜひ今後も開催したいと思います。渡邊先生、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

同日、Nihongo Houseも全学生向けの書道イベント(calligraphy workshop)を開催しました。イベントでは書道のほかに、七夕の短冊に願い事を書く体験を行いました。また、日本の和菓子や駄菓子、お茶も楽しみました。

自分が書いた作品を手に、集合写真ミヘ?アン(Mihye AN)さんのレポート

First, students learnt basic strokes of calligraphy. After that, we picked one kanji between two examples and practiced. Lastly, each person wrote his or her wishes on an array of different colored paper and attached them to a big sheet of paper with bamboo drawn on it.

最後は、本学の教員や学生もよく利用する和田駅近くにあるすし店「喜楽」さんでJapanese Nature & Culture Houseが行った寿司イベントについてご紹介します。

高橋さんの魚さばきに注目する学生の写真熊谷 涼さんのレポート

夏の暑さが心地よい7月22日にJapanese Nature & Culture Houseのイベントの一つとして、和田駅近くの「喜楽」さんで店主の高橋豊さんに寿司づくりを学ぶ寿司イベントを行いました。 日本人を含めた全参加者が寿司作り初体験という今回のイベント。かくいう私も三陸出身でよく魚釣りに行くのですが、お寿司を握るのは初めてだったので、とても楽しみなイベントでした。まずは魚を短冊切りにしました。皆さんご存じでしたか?お寿司を握りやすい刺身のサイズは、縦は自分の指4本分、横は2本分の長さなんですよ。頭では理解できても、実際にやってみると非常に難しく、初めは多くの学生が刺身を手巻き寿司サイズに切ってしまいました。そんな中、サラサラッとお寿司用のサイズに刺身を切り分けて行く店主の高橋さんの姿に、学生から感嘆の声が上がりました。そして握り体験。手のサイズに合わせてシャリを盛って握ったため、大きさもバラバラで不格好ではありましたが、約200貫のお寿司が完成しました。 すでにみんなのお腹はぺこぺこ。いざ試食タイム!となりましたが、ここで「いただきます」について留学生に説明。日本では何気なく言う「いただきます」が、実は日本を除く他国では食べる前に挨拶をする習慣はほぼなく、こう言った何気無い日本の文化も留学生にとっては一つの学びとなります。そして揃って「いただきます」を言った後、思い思いに自分たちで作った寿司を味わいました。 食事中も、店主の高橋さんやJapan Houseのスーパーバイザーの根岸助教と一緒に寿司談義やこれからのハウスの活動について話が弾み、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回初めて訪れた「喜楽」さんでしたが、私達の秋田の「home(帰ることが出来る場所)」に新しく加わりました。このイベントを機に、より国際教養大生と地域との関わりが増え、一緒に楽しい時間を過ごすことができたらなと思います。 休日にも関わらず、イベントにご協力いただいた喜楽の高橋さんご夫妻、本当にありがとうございました。これからも国際教養大生の「home」として、いつまでも温かく見守ってください。