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2019年度秋季国際教養大学入学式を挙行
9月1日(日)、本学 Suda Hall にて2019年度秋季入学式を挙行し、国際教養学部20名、海外からの留学生177名、専門職大学院13名、合計210名が新たにAIU生の一員となりました。式には、新入生とそのご家族が参加し、堀井 啓一 秋田県副知事、佐藤 賢一郎 秋田県議会副議長をはじめ、多くの来賓の方々にも参列いただきました。
初めに、鈴木 典比古 学長が新入生に向けて式辞を述べ、「国際教養大学は皆さんの努力にふさわしい学修環境を提供することを約束します」と語り、「デジタル時代の地球規模の課題に立ち向かい、解決方法を求める皆さんの努力と強い好奇心を尊重します。しかし、原石から幾度も脱皮を重ね、研磨され、成長し、『個』を堅持した宝石になっていくのは皆さんご自身であることを忘れないでください」と新入生を激励しました。
続いて、来賓のお二人から祝辞をいただきました。
「世界、日本、あるいは、秋田などの地域がそれぞれ大きな転換期を迎えつつある中で、これからも発展し続けていくためには、それぞれの国や地域が互いに交流を深めながら多様性に富んだ持続可能な社会を形成していくための努力を重ねることが、何より大切」「今の高い志を忘れることなく学業に励まれ、グローバルな舞台を積極的に挑戦し、国際社会でも多いに活躍できる人材へ成長されることを心から期待しております」(堀井 啓一 秋田県副知事)
「[今]の時代に必要な能力として、大量の情報の中からより有益な情報を選別する確かな分析力、そして多種多様な価値観の違いを理解したうえで自らの考えを主張し、相手に伝える力を身に着けることが、一層求められております」「皆さんは、これからグローバル人材育成に力を注いでいる国際教養大学で存分に学び、英語授業、1年間の留学等さまざまな活動を実践することになります。積極的にチャレンジし、国際社会で活躍する人物になられますよう、心から御期待申し上げます」(佐藤 賢一郎 秋田県議会副議長)
その後、新学部生を代表してツェルムーン?ボムエルデンさんが、スピーチを行いました。13歳の時にモンゴルから秋田へ来たツェルムーンさんは、初めこそ慣れない日本の言葉や文化に戸惑っていましたが、秋田の美しい自然や、地元の人々の温かさに触れるうちに日本が大好きになり、第ニの故郷である秋田で学び続けることを選びました。「将来国際貿易に関わる仕事に携わり、母国モンゴルの経済発展に貢献したい」との抱負と共に、「恵まれた学習環境と魅力的な仲間との出会いに感謝し、それぞれが目指す世界を実現させるために皆で切磋琢磨していきましょう」と呼びかけました。
次に、新大学院生を代表して鮎川 慎さんがスピーチを行いました。大手投資銀行での勤務や、クロアチアでのレストラン起業という経歴を持つ鮎川さんは、相互理解と相互尊重を深める仕事をしたいと、現在は日本語教師でもあります。日本語の教え方をより改善し、高度なコミュニケーション能力を身に着けるために、本学専門職大学院の日本語教育実践領域に入学しました。「国際教養大学での環境やプログラムによって自己成長を続けるための内省スキル、ひいてはグローバル社会で必要とされる能力が養われるわけですから、私は存分にこの機会を活かしたい」と意気込みを語ってくれました。
入学式の終わりには、渡辺 玲子 特任教授(ヴァイオリン)と坂野 伊都子さん(ピアノ)による祝賀曲演奏が行われました。
明日から、いよいよ秋学期の授業が始まります。本ウェブサイトでも、引き続きAIU生たちの活躍を紹介していきます。
※実際の式辞やスピーチは英語で行われていますが、ここでは要約して日本語訳を掲載しています。