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サマープログラムで日本文化や秋田への理解を深める

国際教養大学では、留学生を受け入れる取り組みの一つとして、毎年サマープログラムを開催しています。6週間にわたるこの短期プログラムを通じて、受講者は日本語と日本文化を学びます。今年度は、5カ国?地域から23名の留学生が参加しました。

フィールドトリップ先での集合写真

角館?田沢湖へのフィールドトリップ

留学生たちは日本語レベルによって3クラスに分けられ、午前中に日本語を学び、午後は茶道や座禅、合気道といった日本文化を学ぶクラスに参加します。また、秋田の代表的な観光地である男鹿や角館へのフィールドトリップでは、秋田の伝統文化についての理解を深めるほか、週末を利用して体験する農家民泊では地元の農家の方々へインタビューを行うなど、積極的に秋田の地域社会について学びます。

書道のクラスで書いた漢字を披露する留学生

初めは挨拶程度の日本語しか話せない学生も、少人数制のクラスと講師による丁寧な指導により徐々に力をつけ、プログラムの最後には日本語でのプレゼンテーションを行うことができるようにまでなります。

7月26日(金)に行われた今年度の修了式では、参加した留学生から「自国との違いを体感することで、言葉の背景にある文化を理解することが出来た。日本語力が伸びたことも嬉しかったが、生涯付き合っていきたいと思える友人ができたことがなにより嬉しかった。」などの声がありました。

修了式での集合写真

2019年度サマープログラム修了式

本学ではこのようなサマープログラムのほか、毎年150から200名の交換留学生を受け入れています。交換留学生たちは半年から1年間を、本学の多文化共生のキャンパスで過ごし、日本人学生と生活を共にすることで言語にとどまらず、文化慣習などをお互いに学び、異文化理解を深めています。