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THE世界大学ランキング日本版2021で教育充実度?国際性1位、総合14位にランクイン

THE世界大学ランキング日本版ロゴ3月25日(木)、英国の教育専門誌「タイムズ?ハイヤー?エデュケーション(THE)」が、株式会社ベネッセホールディングスと共同で調査した「THE世界大学ランキング日本版2021」を発表しました。

2017年から行われているこのランキングは「教育力」に着目し、日本の大学の真の実力を世界へ発信するものです。

本学は昨年に引き続き、Engagement(教育充実度)とEnvironment(国際性)の分野で1位を獲得し、総合では14位にランクインしました。

鈴木学長のコメント

2004年の開学以降、国際教養大学はその教学理念「国際教養教育(International Liberal Arts)」のもと、世界、日本、そして秋田をけん引する人材の育成に取り組んできました。学生が多様な価値観や学問分野に触れ、多くの出会いを通じて自らを成長させる手段として「すべて英語での授業」「1年間の留学」といった制度を整えましたが、これら「手段」を真に意味のあるものとしたのは、厳しいカリキュラムの中での学生たちの不断の努力と、その成長を支えてきた大学の教職員の存在です。今回それが、ランキング結果として評価していただけたことを、喜ばしく思います。

2020年度は人類がかつて直面したことのないような厄災の1年となり、本学の学生?教職員にとっても、いままでにない決断の連続でした。本学は平時、約90%の学生がキャンパスに居住しているという特殊性に鑑み、2020年度は授業をほぼすべてオンライン化しました。苦渋の決断ではありましたが、安全で確実な学びを保証するという観点において最善の策であったと確信しています。

コロナ禍は、学生、教職員が一堂に集うことの意義、1年間の留学で得られるものの大きさを再認識する機会にもなりました。何かが失われた時は、それを補う工夫や努力が求められます。本学は早期から授業のオンライン化に向けて取り組み、1クラス平均18人という少人数制の利点を活かし、対面授業と比してもいささかも質を異にしない授業開講に努めてきました。また、留学生との共同の学びの場を提供するため、海外提携大学と協働のプロジェクトを展開するほか、海外大学の教員を招聘してオンラインでのレクチャーを提供するなど、国際性を失わない取組を続けているところです。

この4月からは、威廉希尔官网感染症予防に細心の注意を払いながら、全ての1年生と2年生を対象としてキャンパスへの受け入れを行うとともに、本学の最大の強みである教育の面では新しいカリキュラムを導入し、時代の変化が一層著しくなるこれからの社会において、新たな価値を創造していく人材を輩出してまいります。これからも本学の挑戦に、ぜひ、ご注目ください。

詳細は、同ランキングの公式ウェブサイトをご覧ください。