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2021年度春季国際教養大学入学式を挙行
4月11日(日)、2021年度春季入学式を挙行し、国際教養学部180名、海外からの留学生24名、専門職大学院13名、合計217名が新たにAIU生の一員となりました。式には新入生が参列し、大学院新入生や短期留学生等の学外に居住する学生はオンラインで参列しました。
初めに、鈴木 典比古 学長が新入生に向けて式辞を述べ、「本学のリベラルアーツ教育においては何よりも学生の自発的で能動的な学修の姿勢が求められ、その姿勢は生涯において必要になります。すなわち、本学での勉学で得るものは生涯を通して皆さんの人生に大きな意味を持つものになります」と語り、「皆さんが飛びこもうとしているこの大学では、世界に、日本に、地域社会に積極的に貢献していくことが期待されています。私達は皆さんの広く深い可能性に期待しています。新入生の皆さんはこれから磨かれ、素晴らしい宝石へと姿を変える可能性を秘めた原石であります。この可能性を実現するためには、好奇心を持ち、自らを鍛錬していく克己心がなければなりません」と新入生を鼓舞しました。
続いて、新学部生を代表して上野 美羽さんが、スピーチを行いました。以下、抜粋してご紹介します。
「グローバルリーダーをめざすAIUの学生としては、(コロナ禍の)このような状況で浮き彫りとなった社会問題を無視することはできません。私たちは広い視野で世界を探求しながら、身近な社会とも密接に向き合っていくべきだと考えています。また、社会課題について話し合い、理想を追求するだけでなく、その理想を現実に変えることでより良い世界となるよう行動できる方法を見出していきたいです。それに向けて、私たち全員がそれぞれの目標を見つけ、例えその目標が遠くても、進む一歩が小さくても、決して諦めず進んでいきます。」
「AIUでは、知識を統合して考えるスキルを身につけ、これからの未来を考え、行動できるよう学んでいきたいです。また、批判的思考やファシリテーションの技術を効果的に活用し、討論や議論に積極的に取り組み、論理的思考を養い、多元的な視点を共有していきたいと考えています。」
「コロナ禍で、私たちが当初描いていたキャンパスライフとは異なるものが待っていることでしょうが、AIUで過ごす私たちの貴重な時間を無駄にはいたしません。威廉希尔官网が(変異株として)進化するなか、私たちAIUの学生は、それ以上に進化できるよう努めていきます。困難を克服し、前進するために、私たちの創造力は掻き立てられることでしょう。将来に向けて前向きであり続け、私たちの学びがいつか良い世界の実現につながるよう信じましょう。」
次に、新大学院生を代表して横倉 悠人さんがスピーチを行いました。
「私がAIUの大学院を志望した理由は研究と実践の融合を体現した英語教師になりたいからです。…(中略)…AIUでは、教員と学生が実践に重点を置きつつ、研究する機会も与えられていることを知りました。また、その研究を実際の教育現場で応用することの重要性を学ぶ機会があると思いました。」
「AIUにいる間、私は、社会に挑戦し若者に対する教育方法を改善しようとしている人達に出会いたいと思っています。かつてスティーブ?ジョブズは『海軍に入るよりも海賊になりたい』という言葉を残しました。変化というのは個々人が常識を疑い、それを勉強、分析することで起こるものであり、これこそが、無理だと皆が諦めることに挑戦し続ける姿勢だと思います。また、そのような人材が我が国の教育の質を向上させるための資質を兼ね備えていると思います。私には親友とともに、故郷の北海道で世界を変えるような学校を建てるという夢があります。そのためには夢の実現に向けて一緒に歩んでくれる仲間を見つけなければなりません。」
「(苦しい闘病生活の中)英語を通じて世界が広がり、異なる視点を互いに認め合うことで私は救われた気がしました。だからこそ、私が英語教師になるという決断をしたことで、人生の中で苦悩を経験している子供たちを助けることができると強く信じています。そして、他の言語を学ぶことで誰かの命を救うことができるということを、若者たちに伝えていきたいと思っています。だからこそ、私は教師として働いた後、学校を設立しようと思うようになりました。」
「私はよく、理想主義者だと言われますが、私はそうは思いません。ここにいる人々が尊敬し合い、互いに協力すればどんな事も可能だと思います。」
「大学院生になる皆さん。一緒に皆さんと学べることを楽しみにしています。また、『海賊』になりたいという方がいたら是非私にご一報ください。」
本ウェブサイトでも、引き続きAIU生たちの活躍を紹介していきます。