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ウクライナの学生向けに科目「機械学習とビッグデータ」をオンラインで提供開始

4月18日(月)、本学グローバル?コネクティビティ(GC)領域の科目「機械学習とビッグデータ」を、今般のロシア軍侵攻により学びの機会を奪われたウクライナ国内の学生15名に向けて無償でオンライン開講する取り組みが始まりました。

これはウクライナ?カトリック大学(Ukrainian Catholic University)が中心となって、戦争によって離散したウクライナ国内の学生に学びの機会を提供しようという取り組み「UCU Open University」の呼びかけに、GC領域のフローラン?ドメナック領域長?教授が応じたもので、本学で実際に開講されている授業を、リアルタイムでウクライナの学生とオンライン接続して提供するものです。

グループワークしている学生たちに話しかけるドメナック教授の写真

フローラン?ドメナック領域長?教授

すでに春学期の授業は始まっており、授業を履修していた本学学生もドメナック教授に賛同して、対面で予定していた授業を完全オンラインに切り替えて行うこととなりました。今後7月まで、本学学生とウクライナの学生が、机ならぬ画面を並べて、ともに学びます。

UCU Open Universityとは

ロシアによる侵攻で平穏な学びの場を奪われたウクライナの学生たちに、学習の機会を提供しようとウクライナ?カトリック大学が中心となって立ち上げられたオンライン学習のプラットフォーム。同大学の学生に限らず、ウクライナ国内の大学に所属する学生が参加資格を持つ。授業は、ヨーロッパだけでなく日本やオーストラリア、カナダなどの国々から趣旨に賛同した大学教授により提供され、各自が自大学で担当する科目をオンラインで共有したり、ウクライナの学生向けに独自の科目を開講している。履修後、学生はヨーロッパ単位互換制度(European Credit Transfer and Accumulation System)に基づいてウクライナ?カトリック大学から単位が付与される。

本学の正課授業の一環ではないものの、同じくGC領域のアッティラ?エグリナギ教授も同様の取り組みを計画中です。