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令和5年度「知事と県民の意見交換会」に本学学生が出席しました
7月11日(火)、秋田県主催の「知事と県民の意見交換会」に本学学生の太夫本 勝博(たゆもと かつひろ)さんが出席しました。
この意見交換会は、知事と県民とがテーマに沿って意見交換を行い、今後の県政運営に県民の声を反映させることを目的としています。今年度は、秋田公立美術大学を会場に開催されました。
本学を含め、県内の6大学から1名ずつ学生が参加し、「私が就職先を選ぶ際のポイントはこれ! ?学生から選ばれる職場づくりのためには? 」をテーマに、将来の働き方や生き方、職場環境に求めることなど、それぞれの立場や視点から意見を述べました。
就職活動を進めていく中で就職先を選ぶポイントに変化はあったかという質問に対して、太夫本さんは、「社風や福利厚生、知名度などを重視した表層的な視点ではなく、業務内容が自身のやりたいこととマッチしているかどうか、その企業がどんな長期ビジョンを掲げどんな事業を進めているか(進めていく予定か)、自分自身が思いっきり挑戦できる環境がそこにあるかなど、より企業の事業内容や方針を追究するようになった」と自身の経験を語ってくれました。また、若者が地元に定着?回帰するために必要なことを聞かれた際には、「大学生の早い段階から、地元との接点を見つける取り組みやプロジェクトを増やすべきではないか。例えば地元企業でのインターンシップの機会を増やしたり、県内企業と学生による協働プロジェクトを実施したりと、地元企業との接点や地域の人たちとの繋がりを築いていく機会を早い段階から提供することで、地元への想いが強くなるのではないかと思う」と考えを述べました。
参加した他の学生からは、就職先を選ぶポイントとしてワークライフバランスを重視する声が多く聞かれ、就職活動が働き方だけでなく、自身の生き方について考える大切な機会であることに皆さんが共感していました。
そうした、学生からの真っすぐな意見に対して、佐竹知事からは「地元秋田にいたいという若者には秋田で安心して暮らし働くことのできる環境を、県外に出たいという若者には秋田との繋がりを感じながら、いつか秋田と接点をもって協働する機会を提供できるように、県としてもできることを探っていきたい」との言葉がありました。