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本学の高等教育手法が 「2023年度グッドデザイン?ベスト100」を受賞

本学の高等教育手法が「2023年度グッドデザイン?ベスト100」を受賞しました。

来年4月に開学20周年を迎える本学は、開学当時から「国際教養教育」を教学理念に掲げ、グローバル社会におけるリーダーの育成を使命とし、専門領域、地域、文化など様々な境界を越え活躍する人材輩出を目指した先駆的な取り組みと発信を続けてきました。このたび、「すべて英語の少人数授業」「世界200以上の提携大学への1年間の留学義務」「多文化共生キャンパス」などの要素が有機的に統合された本学独自の高等教育手法を2023年度グッドデザイン賞に出品し、グッドデザイン?ベスト100を受賞しました。

今回の応募を機に、開学20年で構築してきた本学の学びの仕組みと環境は、どの要素が欠けても成り立つことはなく、本学で育む知性と人間性が学生の一生の土台となるようにするためには、濃密で網羅的、そして体系的で段階的なカリキュラムの必要性を改めて認識することできました。今後も日本の高等教育におけるグローバル化と教養教育のロールモデルとして、先駆的な取り組みと発信を続けていきます。

グッドデザイン賞2023パネル画像
国際教養大学の学びの仕組みと環境
(クリックすると拡大できます)

<グッドデザイン賞審査委員から評価>

国際教養大学が質の高い豊かな教養教育理念を掲げ、グローバルリーダーの育成を目指す公立大学として秋田で創立して20年目を迎えた。高い質を作り維持するための仕組みには特筆すべき様々な独自性がある。授業は全て英語で行い、能動的な学びを支える図書館は24時間365日利用可能、世界のトップクラスの提携大学との交換留学制度によって規定の授業料で1年間の留学ができる。一般的な海外留学のように多額の資金を必要とせずに、公立大学へ通う費用の中で質の高い国際的な学びを受けることが可能なシステムは、今でも斬新だ。その優れた一連の制度によって、学内には様々な国からの学生が学び、多様性豊かな学びの環境が有機的に保たれている。開学から20年の節目になる今年の応募には、実績を踏み台にして、次の20年に向けてステップアップする期待を抱かせる。

グッドデザイン?ベスト100

グッドデザイン?ベスト100 は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた 100 点です。今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとして選出されました。

グッドデザイン賞

1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。