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【テーマ別ハウス】10月の活動レポート #1

国際教養大学ではキャンパス内に、授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、「テーマ別ハウス」を導入しています。「テーマ別ハウス」では同じテーマに関心のある学生たちが同じ学生宿舎に居住して活動します。

2023年度テーマ別ハウスは以下の4つです。

  • Nihongo House 日本語ハウス
  • Russian (Slavic) Language & Culture House ロシア(スラブ)言語文化ハウス
  • Migration House マイグレーションハウス
  • Well-being House ウェルビーイングハウス

企画した学生たちからの活動報告という形で、10月に行われたさまざまなハウスイベントをご紹介します。10月はイベントが多く開催されたため、2回に分けて活動の様子をご紹介します。

これまでの活動レポートはこちらからご覧ください。

ハウス合同イベント

招福狐(しょうふくぎつね)の行列

場所:秋田市通町商店街

大学院生 橋口 萌乃さん
着物を身にまとい、狐のお化粧をした姿で神社にお参りし、カメラを構えた人々や観客で溢れかえる通りを列をなして歩きました。行列で街を歩いたほかにも、地元の商店街の方々と一緒にお食事をすることができ、秋田の地元のお祭りに参加できたことにメンバーの皆さんはとても満足していた様子でした。商店街の方々は参加した人たちと積極的にコミュニケーションをとってくださり、参加したメンバーは商店街の方々と実際に日本語で話すという実践的な体験もすることができました。
参加者たちは、このような貴重な機会を与えてくれたことに感謝していました。招福狐の行列に参加できたことは、メンバーの皆さんにとって日本での最高の思い出のひとつになったと思います。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

イベントに参加した学生たちの写真
イベントを楽しみました!
イベントに参加した学生たちの写真
みんなで街を練り歩きました
イベントに参加した学生たちの写真
皆さん狐のお化粧が似合っています!
地域の方々と学生たちの集合写真
受け入れてくださった地域の皆さま、ありがとうございました!

日本語ハウス

World Language Day

場所:つばきヴィレッジ 多目的ルーム

交換留学生 GILEVA Ianaさん
今回のイベントは、主催者側も参加者も生き生きとしていてとても楽しかったです。イベントではたくさんの言語を取り上げ、参加した人たちは11カ国の基本フレーズを学ぶことができました。
今回のイベントを通して、運営側の気づきも得られました。イベントごとに人数や状況によってアクティビティの実施方法が異なるので、今後アクティビティを実施するときはいくつかの方法を考えるべきだと思いました。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

イベントに参加した学生たちの写真
様々な国のフレーズを学びました!
学生たちの集合写真
イベントに参加した学生たち

Nabe Experience

場所:つばきヴィレッジ 多目的ルーム

学部生 西川 優月さん
まず、きりたんぽ鍋の由来や、きりたんぽ鍋に入っているセリなどの具材について説明しました。その後、参加者の前で作り方を説明しながら、実際にきりたんぽ鍋を作りました。きりたんぽ鍋を初めて食べる人もいましたが、参加者の皆さんにはきりたんぽ鍋を楽しんでいただけたようです。お鍋の具材には秋田の特産品も使用したので、秋田県産の食材や日本の文化である鍋について理解を深める良い機会になったと思います。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

きりたんぽ鍋の写真
具だくさんなきりたんぽ鍋を作りました
鍋を食べている学生たちの写真
実際にきりたんぽ鍋を食べながら日本の食文化への理解を深めることができました

リンゴ収穫祭

場所:種沢果樹園(秋田市)

大学院生 LING Wing Yiuさん
今回のイベントでは秋を満喫することができました。焼きリンゴや焼きマシュマロ、陶芸、伝統的な日本酒を味わいました。また、様々な種類のリンゴについても理解を深めることができました。今年は天候に恵まれず、残念ながらリンゴ狩りを体験することはできませんでしたが、今後の活動のなかで本格的なリンゴ狩りの体験学習を企画する予定です。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

焼きマシュマロをしている写真
焼きマシュマロも楽しみました
袋を手渡している学生の写真
リンゴ農家さんでの体験の様子
学生たちの集合写真
参加したメンバーたち

ロシア(スラブ)言語文化ハウス

Cultural Exchange Session with Russian Students

場所:D203教室

交換留学生 BARANOVSKII Egorさん
ロシアにちなんだ料理と一緒にお茶を飲みながら、ロシアの文化やロシア語の難しいところについて話しました。イベントは盛り上がっていたと思います。ロシアのお茶文化やロシアならではの習慣に加え、ロシアにおけるお茶の歴史についても学びました。今後ももっといい活動をしていきたいですね。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

スライドを見る学生たちの写真
ロシアのお茶文化への理解を深めました
学生たちの写真
ロシアキャラクターにも触れました

マイグレーションハウス

Japan Night

場所:つばきヴィレッジ 多目的ルーム

学部生 松村 秋奈さん
大阪?広島のお好み焼きを作って食べながら、日本の移民の状況や問題について話し合いました。今回は日本人のメンバーが、それぞれ取り上げたいトピックについてスライドを作り、意見を共有しました。全体として「日本は経済的利益のためにもっと移民を受け入れた方がいい」という意見になりましたが、技能実習生への不適切な支援、文化の違い、日本の現在の移民法など、日本が取り組むべき課題も数多くあると感じました。

また、アイヌや琉球の人々などの日本の先住民族について話す機会もありました。食事を楽しみながら気軽に話し合うことで、日本の状況について理解を深めることができました。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

お好み焼きを作る学生たちの写真
みんなでお好み焼きを作りました
お好み焼きと和菓子の写真
美味しそうなお好み焼きができました!
学生たちの写真
お好み焼きを食べながら移民問題について議論しました

ウェルビーイングハウス

ヨガセッション

場所:Suda Hall

交換留学生 PEBERDY Mary Ruth Haslewoodさん
金曜日に行われたヨガ?セッションには、ウェルビーイングハウス以外の学生たちも参加し、体と心の両方に良い影響を与えるアクティビティに取り組む良い機会となりました。講師の鍵谷 美波先生は、誰も取り組みやすいようにヨガの動きを工夫してくださり、「心地よい感覚を見つけましょう」と促しながら、みんなが参加できる環境を整えてくださっていました。

今回のセッションに参加した人たちは、自分にとって良いことをする時間を持つことの大切さを再認識したと思います。ヨガは心の柔軟性を伸ばすものでもあり、ヨガで心を開くことで日常の様々なタスクにも上手く取り組めるようになります。
※実際のコメントは英語ですが、ここでは意訳した日本語を掲載しています。

立って両手を合わせてポーズをとる学生たちの写真
ヨガの様子
胡坐をかいてヨガのポーズをとる学生たちの写真
穏やかな空気が流れました