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「ユネスコ ユースフォーラム2024」に本学学生が参加しました
国際教養大学では、大学独自の奨学金として「AIUアンバサダー奨励金」という奨学金制度を通年で提供しています。この奨学金は、学生の学びの深化を支援し、他大学の学生や教員との交流を伴う研修会、国際会議等への参加費用を補助することを目的としています。
1月21日(日)、国際教養学部2年次 川端 優木さんがユネスコの「ユースフォーラム」に参加しました。このユースフォーラムは「ユネスコウィーク 2024」の期間中、各国のユース世代が直面している課題について意見を持ち寄り、解決策を見出すことを目的として開催されました。
この度川端さんはAIUアンバサダー奨励金の給付を受けてユースフォーラムに参加し、総合司会としてフォーラムの運営に携わりました。
川端さんから届いた参加レポートをご紹介します。
「ユースによる『未来への宣言』ユネスコ活動から考える気候変動」をテーマに、現在最も深刻な問題とされる気候変動に焦点を当て、国内外のユネスコ関係者、ESD(持続可能な開発のための教育)を実践?研究されている教育関係者の方々、ユネスコ活動を実践するユース(10代~20代)の方々が集い、意見交換や発表を活発に行いました。
本フォーラム運営?企画は、次世代ユネスコ国内委員会が主導で行い、ユネスコアジア?文化センター(ACCU)、日本ユネスコ国内委員会(文部科学省)と協力し、開催に至りました。
「教育」「文化」「科学」の分科会を実施したプログラムでは、各分科会からの最新の気候変動問題に関連したユネスコ活動や研究成果についての発表を行い、見識を深めることができました。
そして、今日の国際協力の現場において、さらなるユースの参画が求められていることを知り、「ユース」のうちに、様々な課外活動に取り組むことの大切さ、「若き声」が世界を動かす原動力となることなど、参加者全体で「ユース」の大切さについて共有することができました。
フォーラムの最終プログラムでは、参加したユースの方々と「気候変動に向けた未来への宣言」を作成するワークショップを行い、気候変動問題をユースの視点から解決するためのアイデアや指針を議論しました。今後、参加メンバーとともに「未来への宣言」の具体的策定を調整し策定したものは、日本ユネスコ国内委員会(文部科学省)の総会にて発表を行い、今後のユネスコ活動に関する政策/指針の策定に活かされることになります。
本フォーラムへの参加を通じて、普段では繋がることができない研究者やユースの方々とネットワークを創造する事ができ、今後の学生活動に大きく影響する経験を得ることができました。