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お知らせ

国際教養大学におけるクマ対策について(10月28日更新)

2025年10月28日
国際教養大学事務局

I. 現状

1. 秋田県内の状況

  • 今年度、秋田県内では例年以上に熊出没の目撃情報が確認されており、特に10月に入ってからは、人身被害も頻発する深刻な状況となっています。

2. 本学および周辺の状況

  • 本学内においても、10月24日(金)に学内(図書館付近)で熊が目撃された事例がありました。
  • 隣接する秋田県立中央公園でも、園内で熊の目撃情報が寄せられたため、「アーチェリー場?投てき場?野球場?野球広場」および「全ての屋外施設の夜間利用(17:00?21:00、キャンプ場含む)」の供用が10月27日(月)から10月31日(金)まで休止されています。

II. 大学としての緊急対策

現在の状況を踏まえ、大学として以下の緊急対策を講じ、当面の間、拡充実施いたします。

1. 駆逐用爆竹煙火の拡充

キャンパス敷地境界付近で実施している駆逐用爆竹煙火について、当面の間、以下の通り運用を拡充します。

項目これまでの対応今週以降の拡充内容
実施日平日(週5日)毎日(週7日)に拡充
実施回数1日1回(朝9:00頃)1日2回(朝9:00頃?夕方17:00頃)に拡充
実施場所3ヶ所6ヶ所に拡充

2. その他の対応

  • 大音量によるクマよけ防犯スピーカーの稼働
  • LED防獣ライトの夜間点灯を実施
  • クマよけスプレーの在庫を拡充(警備室で保管し、必要に応じて貸し出し)

III. 熊被害防止に向けた予防策(学生?教職員への要請事項)

全学の安全確保のため、現在の状況を踏まえた臨時措置として、以下の予防策の厳守を求めています。(10/27全学一斉メール発出

  • キャンパス周辺や中央公園内を単独で散歩することは危険を伴うため、当面の間、厳に控えること。集団であっても、鈴や笛などを身に付け、周りに音を出しながら行動すること。
  • キャンパス周辺の森には立ち入らないこと。
  • 熊を引き寄せないためにも、ゴミや空き缶などはルールを守って捨てること。
  • キャンパス周辺以外においても、ウェブサイト「クマダス」等により熊出没の状況を確認の上、単独行動をできる限り避けるなど、慎重な行動をとること。

IV. 熊に遭遇した場合の対処策と報告体制

1. 目撃?遭遇時の報告と状況共有

キャンパス周辺および敷地内で熊を目撃した際は、専用アカウントに直ちに連絡するよう徹底しています。また、目撃情報が寄せられた場合は、速やかに全学一斉メールで周知しています。

2. 遭遇時の対処

熊に遭遇した場合、あわてずゆっくり後ろにさがり、静かにその場から立ち去ること、また、子熊であっても決して近寄らないよう周知しています。